徒然

俺は写真を撮られるのが好きなんだけど、どうしても写真を撮られる時にはそれを強く意識してしまう。 言い換えれば、レンズの前で格好付けてしまう。 だから結果として出来上がった写真は「写真を撮られている人」っていう印象の強いものになる。 ちょっとう…

「君は日記を書いてる?」「僕の日記は頭の中に思い出として記憶されているのさ」

2006年が暮れる。いろいろあって、もがいたりあがいたりしてみたけど、結局は流れに流されるまま終わっていく1年だったような気がする。ある意味で、俺の人生の転換点になるかもしれなかった年。俺はそこで踏ん張りきれなかった。全てが中途半端なまま終わ…

ある地元の友人と中学校を卒業してから久しぶりにじっくり話す機会に恵まれた。 高校で別れてからはあまり会って遊ぶということも無かったし、会ったとしてもそれは大人数で集まった時くらいでじっくり話をするということは無かった。 もう5年の月日が流れ…

日常の再確認。 何度となく見慣れた世界でも、新鮮な眼差しをもって注意深く眺めれば、そこに見知らぬ世界を発見できる。 そして感動できる。 それって素晴らしいことだと思うんだ。 今日僕が伝えたい感動、それは曼珠沙華。 時に不吉とも言われ、決まって涼…

総選挙に思う

「万雷の拍手を受けて、今自由が死んだ」 正確には覚えていないのだけれど、“STAR WARS episodeⅢ”の一幕、パルパティーンの演説を受けてパドメが漏らしたこの一言を思い出す。 それは、ただの感傷に過ぎないけれど。

60年!

Eの彼女-1

24回目の誕生日から1カ月が過ぎた。 そんな今日、誕生日を題材に、一つ、妄想を語ろう。 Eをイニシャルに持つ、ある女性の名前には少し思い入れがある。 それは、その名前を持った女性との出会いが俺の人生に何らかの影響を残していったからだ。 それも一人…

求めよ、さらば与えられん。

ずっと求め続けてはいる。 だからか、与えられる機会があったような気はしないでもない。 けれど、それらはことごとく俺を失望させるんだ。 受け身な態度で待ちながら求めているだけでは、望むべき結果は得られないということか。

アスファルト

ひんやりとしたアスファルトに横になりたい―多数の車が行き交う道路はアスファルトの再舗装も定期的に行われているし、清掃車まで通る。きれいなもんだ。硬いけれど、ほんのわずかな弾力性を持って体を支えてくれる。でも、そんなアスファルトを求めているわ…

原爆の日(ヒロシマ)

1945年8月6日AM8:15。 あの日からもう59年も経つんだね。 被爆者の平均年齢は72歳を超えたそうだ。現実に原爆を体験した人たちがどんどん少なくなっていく。 俺自身、戦争を知らない平和な時代に生まれた子だ。それでも、実際に戦争を体験した人たちか…